パケット販売のご紹介


サン-ケイ
森初子新作パケット販売 
「エンブレムサイン・ドアプレート」表札

ウッドとパケットのセット販売 ¥2500

ご注文はサンーケイにお願いいたします。

珍道中日記12

歩行者専用道路を歩く歩く。まっすぐどこまでも果てしない道。道の右側には水路、左側には草原。何かの畑の様だがまだ何も生えていない。水路にはカモメや何種類かの鳥がいるが可愛いと思う心の余裕はなく駆け足に近いくらいの速さで私達は歩いた。雨が顔にあたったが傘をさす余裕もなかった。
遠くに家の固まりが見え始めた。写真で見覚えのあるチャペルの塔が見えた!!やった!!たぶん方向は合っているのだろうが、まだ果てしなく遠い。

家並みが近づいてきた。たぶんこの中のどこかにフィッサーのアトリエがあるのだろう。やっと人と会った。人に会えることがこんなに嬉しいと思う経験は初めてだった。その人を捕まえてフィッサーの店の写真を見せて店の位置を教えてもらい、やっと探し当てた!!思っていたより小さい店だったが、いつも写真でみていた彼の華やかなヒンデローペン作品が沢山飾られている彼のアトリエがとても愛らしく感じた。駅から40分ぐらいだったようだ。時間に間に合ってよかった。駅に降りた時は本当に慌てた。歩いたら何分くらい掛かるのか・・・ぐらいの情報は調べておくべきだった。自転車の女の子に感謝し、息切れを抑え落ち着く為にアトリエを少しやり過ごして休憩した。落ち着いて見回すと人が少ない。店が全部閉まっている。他のヒンデローペンのショップも全部閉まっていてヒンデローペンミュージアムも閉まっているではないか!!土日は休業だったのだ!!代理店!休業日を調べといてくれ~~!せっかくここまで来て、他の職人の5軒のショップのブーツマも、ローシェもミュージアムも観れないなんて!なんちゅうこっちゃ~~~~~~~。教訓その3! ヒンデローペンには平日に行くべし!今更笑える。でもショップで買い物することが私の目的ではないので、驚いたが実際はそれほど痛くはなかった。私はこの街に会いに来たのだった。

台湾教室

5月15日~20日まで、豚インフルエンザの厳戒態勢の成田を行き来して隆徳貿易の台湾教室に行ってきました。
定期教室もいよいよ2年めの中級科最終レッスン。

隆徳貿易はキルティングをメインにホビーを扱っているメーカーさん。
サンーケイさんと親交が深く、サンーケイさんの紹介でセミナーに行ったのがきっかけで
定期教室を持つことになりました。
年に2回まとめて教えに行きます。

社長の呂さん。 
いつも豪華な御馳走につれて行ってくださいます。
呂さんが持っているのは日本と台湾の旗。
円卓の中央に置かれてあったレストランが用意した友好の旗を
にこやかに持っているのが呂社長。
レストランの1階には水槽に入った海鮮料理の魚たち。
好きな魚をチョイスして料理してもらいます。
水槽の巨大な魚「クエ」をいただきました。
淡白で、何と言ったら良いのか???白身魚です。
食べる前に写真を撮っておけば良かったのに、

台湾教室の風景。
台湾の生徒さん達はとても勉強家でセミナー後にホテルで完成させて翌朝持ってきます。
驚きです。
彼らは(パイロットの男性も1人いるので彼女らではない・・)趣味としてではなく、将来の仕事として
トールをとらえているので日本の感覚とは違うのです。
お教室は、たかい天井、大理石の床と、壁に備え付けられたモニター・・・と最先端の機器をそろえた素晴らしいお部屋です。台湾のイメージが変わりますよね。
通訳の陳さんが同時通訳をしながらレッスンを進行します。
(ちなみに彼女は歳下です・・)
日本で勉強した訳ではないのに、完璧な同時通訳力でどんどん進行します。
素晴らしい人です。


台湾教室は強行軍で連日のレッスンでくたくたですが、温かい人々に恵まれて
良い経験をさせて頂いています。
次回の10月には、台湾で初めての作品展を開きます。
さて、これからどのように台湾と関わっていくのか、台湾の温かい人々と共に
ゆっくりと歩んで行けたらと思っています。